(2020/6/11更新)
スーファミ実機で、Switch用のスーファミコントローラー(無線)を使いたい!
ちなみに、ここで記載するSwitch用のスーファミコントローラーは、Nintendo Switch Online加入者限定で購入できる、スーパーファミコン コントローラーの事です。
SFC実機に付属されている有線コントローラーは非常に操作しやすく・耐久性に優れている優秀なコントローラーですが、有線の線が1mと短いという欠点があります。
SFCの販売当時は、ブラウン管テレビが一般的でしたが、そのサイズの視聴距離から考えると、このコード長で全く問題なかったという背景はありますが、今現在では大画面の液晶テレビが当たり前となり、テレビからの視聴距離を考えると1mというのはかなり厳しくなってしまいました。
一応、コントローラーの延長ケーブルなんてものもありますが、せっかくだったら無線で快適にプレイしたいですよね。
そこで、今回はスーファミでPS4/PS3用コントローラーやWiiリモコン・Switchといったコントローラーが利用できる「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」を使って、Switch用のスーファミコントローラーを接続する方法について紹介したいと思います。
利用方法
2020/6/5に、8Bitdoのサポートサイトにあるファームウェア(v1.36)が公開されました!
こちらを利用することで、無事にスーファミ実機でSwitch用のスーファミコントローラーを使えるようになります。
作業手順
まず、2020/6現在、こちらの商品を日本で取り扱っているサイバーガジェットのサポートサイトにあるファームウェア、「8Bitdo Retro_Receiver ファームウェア(v1.30)」では認識しません。
利用するには、本家本元の8Bitdoのサポートサイトにあるファームウェア(v1.36)にする必要があります。
準備するもの
・ファームウェアアップデートツール(8Bitdo_RR_win_Tools_for_Update.zip)
・ファームウェア(8Bitdo_NES+SNES_RR_Firmware_v1.36.zip)
どちらも、8Bitdoのサポートサイトよりダウンロード・解凍します。
実行方法
ファームウェアアップデートツールの「8Bitdo_Retro_Receiver_Tools_for_Update」を実行します。
実行すると、こんな画面が出てきます。
基本的にはこの画面の指示に従えばOKです。(日本語なのでご安心ください)
まず、「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」のペアリングボタン(赤いボタン)を押しながらパソコンのUSB端子に接続します。
パソコンで「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」が認識されると、レジーバーのLEDランプが緑色に点滅して、画面で「Retroレシーバーが接続されました」という情報と、ファームウェアのバージョンが下記のように表示されます。
この状態で、画面中央付近の「アップデート」ボタンを押すと、ファイル選択画面が出てきますので、先にダウンロード・解凍したファームウェアファイルの「8Bitdo_NES+SNES_RR_Firmware_v1.36.dat」を選択します。
すると、以下のように現在のバージョンと新しいバージョンが表示されるので、「アップデート」ボタンを押します。
進捗バーが動いていますので、しばらく待ちます・・・。
(当方の環境では1分程度かかりました)
以下のメッセージが表示されれば、ファームウェアのアップデートは完了です。
この状態で「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」をスーファミ実機のコントローラー部に接続すると、LEDが青く点滅しますので、ペアリングボタン(赤いボタン)を押します。
すると、LEDの青い点滅が早く点滅しますので、この状態でSwitch用のスーファミコントローラーの下部にある「シンクロボタン」を押します。
すると、お互いに認識して、「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」は青い点灯、Switch用のスーファミコントローラーは緑色の点灯に変わります。
これでスーファミ実機でSwitch用のスーファミコントローラーを使えるようになりました。
参考情報
コチラの記事でも紹介しておりますが、スーファミ互換機のSupaboyでも正しく使えました。
更にマルチタップでも利用できました。(こちらの画像では1Pは優先、2Pはマルチタップ経由で無線で利用しています)
まとめ
スーファミ実機でも無線でプレイできるのは素晴らしい!
それが任天堂の純正品であるSwitch用スーパーファミコンコントローラーだったら、尚更ですね。
スーファミ実機がまだまだ現役の方は、このNintendo Switch Online加入者限定で購入できる、スーパーファミコン コントローラーと、「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」を購入できる今のうちに用意しておくと、ちょっぴり幸せになれるかと思います。
ちなみに、サイバーガジェットで販売されている「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」は、2020年6月現在、Amazonだと品切れになっているので、大元の8Bitdoの商品を購入したほうが入手しやすいかと思います。
更に書くと、8Bitdoは中国の会社なので、中国の楽天市場とも言える中華の通販サイト(AliExpress)で購入すると安く購入できます。
そして更に参考までに価格を記載しておきます。
「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」の2020年6月時点の価格を記載しておきますと、サイバーガジェットで販売されている商品は定価で4,790円。(Amazonの底値で3,300円程度)
Amazonで、本家本元である8Bitdoの商品を購入すると2,980円。
AliExpress(上記で紹介した中華の通販サイト)で8Bitdoの商品を購入すると2,000円弱。
といった価格になっております。
AliExpressで購入する場合、無料配送だと中国から船で来るので、配送に1ヶ月以上と非常に時間がかかったり、何かあった場合の返品の手前といった色々なリスクはありますが、参考情報として記載しておきます。
ちなみに当方はサイバーガジェットで1台、AliExpressで8Bitdoの商品を1台と、合計2台を利用しています。
2020年6月にスーファミ実機で、Switch用のスーファミコントローラーを利用できるようになったので、AliExpressで1台追加注文しました。
もちろん、サイバーガジェットで販売している商品も、元は8Bitdoの商品なので、形などに違いはありません。
どちらも全く問題なくスーファミ実機で利用できております。
(ちなみに2020年6月にAliExpressで購入した「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」は、バージョンが1.34と、Switch用のスーファミコントローラーを利用できる1.36にアップデートを実行する必要がありました)
もし、興味を持った方は、AliExpressで当方が購入したショップの商品へのリンクを置いておくので、そちらをご参照ください。
そして届いた「8BITDO RetroReceiver FOR SFC」のパッケージの表と裏がこちらになります。
輸送の問題か、単に中華クオリティなのか、箱が歪んでおります。
箱は歪んでおりましたが、内容物としてはブリスターパックに守られていて、特に問題ありませんでした。
内容は本体と、PCとの接続に利用するUSBケーブルだけです。マニュアル等も特にありません。
この記事が、購入を検討する際の参考になれば幸いです。