2020年現在、把握している据え置きゲーム機の消費電力について、気になったのでまとめました。
PS2、PS3といったモデルは、細かいバージョン違いも多いので、適当にピックアップしたものにしています。
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注意点
上記の表の消費電力は、WikiPediaなどに記載されている数字から抜粋した情報となりますが、実際の消費電力と一致しないのでご注意ください。
例えば、様々なモデルが発売されたPS2。
初期モデルSCPH-10000では50Wでしたが、SCPH-30000のモデルになると39W、SCPH-50000で32Wと下がっています。
これが更に新型の薄型モデルSCPH-70000になると45Wです。
この数字だけ見ると、薄型PS2は消費電力が増えた、と見えますが、それは違います。
実際にワットモニターといった機械で消費電力を測定してみると、SCPH-70000の方が消費電力は減っています。
(基本的には新型モデルの方が消費電力が抑えられるというのは間違いないかと思います)
消費電力については、アイドル時とピーク時は違います。
起動中、ずっと上記の消費電力を利用するのではありません。
電力を消費しやすいタイミングは起動時など、ある程度決まっていますので、サンワサプライから発売されているワットモニターなどで確認してみると、視覚的にわかって面白いです。
まとめ
こうやって見てみると、ゲーム機の進化と共に出力ワット数も上昇している傾向がよくわかります。
とは言え、任天堂は100Wを越えるゲーム機が無いのは凄いですね。
最大でもWiiUの75Wです。
ただ、流石に携帯ゲーム機を据え置きにしたようなPSvitaTVは優秀ですね。
PS3(190〜380W)と同等なゲームが出来て、この2.8Wという消費電力は素晴らしいですね。
同じように、据え置きと携帯のハイブリッド機であるNintendo Switchも15.5~16Wと健闘しています。
PS4(165〜310W)と同じソフトが発売されるケースも多々ありますが、消費電力的には桁が1つ違いますね。
あと、レトロゲームをプレイするのに非常に役に立つレトロフリークも4Wと優秀です。
消費電力的には、わざわざレトロゲーム機を持ち出さなくても同等かそれ以下の消費電力と考えていいかと思います。
それと、レトロゲームをプレイする際は、テレビとの接続にフレームマイスターなんかを使ってアプコンして画面を綺麗に表示させる事もあるかと思います。
フレームマイスターの消費電力はは11.5Wなので、そういった意味でも微妙に押し上げるかと思います。
ただ、レトロゲームの時代はテレビはブラウン管テレビだったと思いますが、同サイズの液晶テレビと比較すると、液晶テレビ方が消費電力的に優れているかと思いますので、アプコンして綺麗な画面になるというメリットがありながら、電力的には当時と同等と考えれば悪いものでは無い気もします。
この記事が、購入を検討する際の参考になれば幸いです。