(2020/1/28追記)
購入した商品が届いたので、そちらについても記事にしました。
コチラを参照ください。
はじめに
ゲームボーイやゲームボーイアドバンスについてはバックライト付きのIPS液晶の交換キットがだいぶ普及しましたが、なんとワンダースワンカラー用でもバックライト付きのIPS液晶の交換キットをAliExpressで見つけました。
Hightlight Backlight Brightness IPS LCD Screen Kit For Bandai WonderSwan Color For WSC Game Console
ワンダースワンカラー用のIPS液晶の交換キットは、昨年2020年頃からAmazon販売でも取り扱っているような商品であったのですが、金額が30,000円程度と、ちょっと手を出すのに躊躇しておりました。
(Switchと同額というのは流石に・・・)
これがAliExpressだと$49.50なので、5,000円程度ですね。
どの程度のクオリティかわかりませんが、購入してみました!
詳細については商品が到着次第、また記事にしていきたいと思います。
(2020/1/28追記)
→購入した商品が届いたので、そちらについても記事にしました。
コチラを参照ください。
ただ、今回のこのIPS液晶については、まだ販売が始まったばかりなのか、非常に情報が少なく、もしかしたら品質的に微妙で、AliExpressの出品者がいつ情報を消去するかもわからないので、備忘録として残しておく事にします。
(その為、画像は全てAliExpressからの転載です)
商品情報
まずは交換キットの写真。
左上からガラススクリーンレンズ、その下にはIPS液晶画面と液晶画面からはフレキシブルケーブルが出ているのがわかります。
右上にはプリント基板、右下には取付けに使うケーブルが見えますね。
以下の2枚は組み立て後の姿ですね。どちらもFF1の画面です。
次に、説明文章を日本語訳したものを記載しておきます。
開発元:Hispeedido
注意:この液晶画面は「ワンダースワンカラー」でのみ動作します。「ワンダースワンクリスタル」と「ワンダースワン」には適応しませんのでご注意ください。
古い、壊れたりひびの入った「ワンダースワンカラー」の液晶画面を、IPS液晶画面に交換できます。
特徴:
1.オリジナルの「ワンダースワンカラー」の液晶画面と同じディスプレイサイズです。
2.ハイライト液晶画面キット。
3.液晶画面の取り付けが簡単です。
4.「ワンダースワンカラー」のシェルケースを加工する必要がありません!
5.最大170°の広視野角の液晶画面です。
6.輝度変更機能付き。
付属品:
1.IPS液晶画面
2.プリント基板
3.フレキシブルケーブル
4.ガラススクリーンレンズ
5.両面テープ
6.ドライバー2本
7.ワイヤー2本
販売元の写真だとわかりませんが、両面テープとドライバーが2本付属されているみたいですね。
たぶん、ワンダースワンの分解には「T7トルクスドライバー」が必要なので、1本はそれが付属されているのでしょうか。
取付け方法
(2020/1/10追記)
写真が新しくなっていたので、記事を追記しました。
元から疑問に思っている、基板同士の干渉は大丈夫なのか。キット付属のプリント基板の「TP1」と「TP2」から出ている線は何なのか?といった疑問は解決しておりませんが、設置するのに必要な情報がわかりやすくなったと思います。
とは言え、写真があるだけで他の説明は一切無しというのは変わりません。
相変わらずワンダースワンカラーを分解した後、取り付けからの写真のみなのでご注意ください。
まずは液晶画面の取り付け。ケーブルがあるので左寄せに設置しようと書いてあるみたいですね。
次にワンダースワンカラーオリジナルの基板にケーブルを2本、半田付けします。
半田付けすると、以下のようになります。
取り付けたケーブルを1~3のように通して、4の形にします。
次に、先で取り付けたケーブルの反対側を、交換キット付属のプリント基板に半田付けします。
また、交換キット付属のプリント基板にフレキシブルケーブルを取付けます。
ワンダースワンカラーのケースに液晶画面と交換キット付属のプリント基板を設置します。
あと、この写真だと取り付けていないようですが、ワンダースワンカラーのSOUND・START・POWERと3つ並んでいるボタンは、2020年現在、非常に接触不良が多いです。
ゴムボタンの下にある黒いところの上に、アルミホイルを敷いておくと改善しますので、接触不良に悩む方は対応しておくといいと思います。
ワンダースワンカラーでよくある「電源がつかない」問題は、だいたいこの電源ボタンの接触不良が原因なケースが多いです。
次に、ワンダースワンカラーの基板を設置して、それとワンダースワンカラーのオリジナルの液晶を繋いでいた端子に、フレキシブルケーブルを取付けます。
完成らしい。
(以下の記事は2020/1/10以前の情報です、参考までに残しておきます)
しかもワンダースワンカラーを分解した後、取り付けからの写真のみなのでご注意ください。
なので、最初から液晶画面の取付けですが、おお。
シェルを加工しなくて液晶画面を取付けられるのはいいですね。
英語で「Attach this insulating film to the metal surface on the back of the screen」となってます。
これは要するに「絶縁フィルムを画面背面の金属面に貼り付けろ」という事ですね。
(これはGBAでもありましたね)
次に、液晶から出ているフレキシブルケーブルを折り曲げて、交換キット付属のプリント基板へ取り付けてますね。
あれ、このまま交換キット付属の基板を置いているだけだと、動いたり浮いたりしそうですけど、このままで大丈夫ですかね・・・。基板の間にスポンジシートの切れ端でも入れると良さそうな気がします。
次にワンダースワンカラーオリジナルの基板にケーブルを2本、半田付けします。
それとワンダースワンカラーのオリジナルの液晶を繋いでいた端子に、フレキシブルケーブルを取付けてます。
そして、交換キット付属のプリント基板に、ワンダースワンカラーオリジナルの基板に取付けたケーブルの反対側を2本半田付けし(間違えないように注意)、フレキシブルケーブルも取付けます。
あれ?キット付属のプリント基板の「TP1」と「TP2」から出ている線って、何処かに繋げなくていいの?
一応、これで完成との事です。
まとめ
サイトの写真だけだと、まだまだ疑問が残りますね。
気になる点としては、これだけの接続だと、輝度の調整が機能的には書いてありますが、実現できないように思います。
電源しか交換キットの付属のプリント基盤に取付けていませんし、やはり「TP1」と「TP2」を何処かに繋げるんじゃないかと思うのですが・・・。
まあ、これ以上はAliExpressですし、マニュアルとかも無さそうなので、現物を見てみてという感じでしょうかね。
とりあえず、来るのを楽しみにしています!
(2020/1/28追記)
購入した商品が届いたので、そちらについても記事にしました。
コチラを参照ください。
この記事が、購入を検討する際の参考になれば幸いです。
(2021/7/13追記)
ワンダースワンカラーだけでなく、ワンダースワンクリスタルにも対応したIPS液晶の交換キットが発売されたようです。