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ゲーム機でサラウンド機能を楽しむ(2018年版)

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最近のゲーム機のサラウンド機能は凄いですね。

最近は携帯ゲーム機のクオリティが高く、据え置き機と携帯ゲーム機で同じゲームがマルチでリリースされたりと、据え置きと携帯ゲーム機であまり違いが無くなってきています。
(むしろ、Switchなんてハードウェアからしてマルチのようなものですよね)

ゲームのサラウンド機能は、映画といった映像コンテンツ以上にサラウンド機能を最大限に活用できる、非常に優れたコンテンツです。
(自分自身がゲームのキャラクターの分身として活躍できますからね!)
そんなゲームで、サラウンド機能を有効に活用することで、更に深くゲームが楽しめますよね。

ちなみにサラウンドと聞くと、高価なオーディオ設備を思い浮かべる方も居るかもしれませんが、ゲームのプレイ中は、音だけでなく映像といった視覚による補正も大きい為、そんなに高額な設備を用意する必要はないと個人的には思います。
(これは映画やアニメといった映像作品でも同じかと思います)

その為、今回は自分自身の経験から、家庭用ゲーム機をプレイするのに適していると思われる(ついでにゲームだけではもったいないので合わせて映画やアニメといった映像作品も、テレビで見るよりもちょっといい感じに楽しめるように)、リーズナブルなレベルでの商品についてメインに記事をまとめております。

目次
1.サラウンドとは
2.各ゲームハードのサラウンド機能
2-1.PlayStation 2
2-2.PlayStation 3
2-3.PlayStation 4
2-4.Xbox 360
2-5.Xbox One
2-6.Wii U
2-7.Nintendo Switch
2-8.ゲームハードサラウンド機能まとめ
3.ゲームを楽しむ為のサラウンド機器
3-1.サラウンドヘッドホン
3-2.スピーカー
3-2-1.ホームシアターシステム
3-2-2.サウンドバー
3-2-3.AVアンプ・スピーカー
4.まとめ

サラウンドとは

まず、サラウンドとは何だということで簡単におさらいをしましょう。
以下、Wikipediaのサラウンドの項目から抜粋です。

サラウンド(英語:surround)は、音声の記録再生方法のひとつである。モノラル(1.0ch)、ステレオ(2.0ch)音声よりも多くのチャンネル(3ch以上)を有する。

一般的には単にサラウンド、あるいはサラウンド音声という言い方がされる。

ようするに、3つ以上のスピーカーを使っている音響設備をサラウンドという事ですね。
次にスピーカーの配置について、同じようにWikipediaから抜粋しました。

スピーカーの配置

基本となるのは5.1chであり、元となるDVDのソフトに含まれている信号は5.1ch分である(ただし6.1chのドルビーデジタルサラウンドEX、7.1chのドルビーデジタルプラスといった上位互換性のある方式も存在する)。

5.1chの基本システムは以下の通り。

通常のステレオスピーカーと同様に、聴く人の位置(リスニングポジション)より前方の左右30°にフロントスピーカーを配置する。
フロントスピーカーの中央(聴く人から正面の位置)にセンタースピーカーを配置する。これによって映画のセリフなどがより鮮明に再生される場合が多い。
センタースピーカーより110°方向(聴く人の位置の真横より20°後方)にリアスピーカー(あるいはサラウンドスピーカーとも呼ばれる)を左右に2つ配置する。後方から聞こえる音を再現するほか、音の反響などが表現できるようになるため臨場感が格段に増す。
これに低音域専用のサブウーファーを加える。超低音域専用なので、これを「.1ch」と数える。
なお、.1chが低音を担うといっても、これはソフト制作者側が意図して付加した低音である。残り5chにおいても低音成分は含まれている。したがってフロント・センター・リアが十分な低音再生能力を持っている場合は、それぞれのチャンネルの低音はそれぞれのスピーカーで再生する。ただし実際の環境においては5ch分(特にリア)は小型スピーカーを用いる例が多いため、それぞれのチャンネルの低音もサブウーファーに振り替えて再生する場合が多い。
これらをベースに仮想サラウンド技術を利用してスピーカーを減らしたり、より臨場感の高い音響を再生するためスピーカーを増やしたりする。以下に現在主に利用されている例を記す。

2.1~4.1ch - フロントスピーカーとサブウーファーは必須とし、センターやリア左右を省略する(あるいはリアを中央1本だけにする)。
6.1ch - リアスピーカーを前方と同じように3本にしたもの。後方中央のスピーカーはサラウンドバック、またはリアセンターなどと呼ばれる。ドルビーデジタルサラウンドEXの場合はこれが標準であるが、従来のドルビーデジタル方式のソフトを再生する場合であってもAVアンプの側の処理で擬似的に6.1chとする。
7.1ch - サラウンドスピーカーを左右それぞれ横・後方の計4chにする。ドルビーデジタルプラスではこれが標準となる。
8.1ch・9.1ch・9.2chなども存在するが、元となる信号としては現在の所は7.1chが上限である。それを超えるものは各オーディオメーカーが独自に拡張したものであるため、配置方法はまちまちである。


5.1chで推奨されているスピーカー配置の図

スピーカーの数が5つあるので5チャンネル(5ch)、普通の音声でなく、低音だけがズンズンと鳴るサブウーファーは0.1チャンネル(.1ch)とカウントして、合計で5.1チャンネル(5.1ch)と言います。
更にスピーカーを増やして7.1chなどもあります。

個人的な感覚だと、
2ch<<<<<越えられない壁<<<<<5.1ch<7.1ch
という感じです。

それなりの大きさのテレビなら、2chの左右のステレオ感覚をそれなりに楽しめますが、あくまでテレビ方向から正面に音を感じるだけです。
それが5.1chになると、画面でなく音が周り全体から包まれるような感覚になり、例え廉価なシステムでも圧倒的に感覚が違う事がわかります。
そして更に7.1chになると、音の鳴る細かい方向により深みが増します。

ちなみに私の耳では、確かに5.1chよりもスピーカーが2つ多い7.1chのほうがリアリティとして優れているとは感じるのですが、それはあくまで耳に意識を集中している時であって、ゲームに集中・没頭してしまうと、5.1chと7.1chの違いがわからなくなってしまいました。

以上の事から、個人的な結論としては5.1chでも充分な臨場感がありますし、7.1chに対応しているゲームコンテンツも限られます。
スピーカーを設置する場所も限定的になりますし、費用的な意味でも7.1chのほうが高くなるので、5.1chでも充分かと思います。
(もちろん、費用的なハードルや設置位置に問題がなければ、絶対的に7.1chのほうがオススメです)

各ゲームハードのサラウンド機能

それぞれのゲームハードのサラウンド機能についてまとめてみました。

PlayStation 2

PlayStation 2

発売日:2000年3月4日
出力端子:光デジタル出力
サウンド機能:
Dolby Pro Logic II(擬似5.1ch、一部の対応ゲームソフト、DVD-Video再生時)
Dolby Digital(5.1ch、一部の対応ゲームソフト、DVD-Video再生時)
DTS4.0chサラウンド出力(一部の対応ゲームソフト、DVD-Video再生時)
Linear PCM(2.0ch、音楽CD、DVD-Video再生時)

まずは世界で1億5,000万台も出荷されたというPS2です。

このPS2は、発売当初からゲーム機というだけでなく、DVDというメディアの再生機としても大活躍しておりました。
という事で、ゲーム機のサラウンドシステムは、ここら辺から始まったと思われますので、最初にこちらを記載しました。
(実際、サラウンドに対応しているソフトのほとんどがDolby Pro Logic IIという、擬似5.1chのタイトルだったりもしますが、音質よりも臨場感の方が重要であろうゲームとしては素晴らしいものでした)

改めて見てみると、DVDが普及する為の機体だったにも関わらず、DVD再生のサラウンド機能としては一通り揃っていたりと、当時の状況から考えると凄いマシンだと感じます。

PlayStation 3

PlayStation 3

発売日:2006年11月11日
出力端子:HDMI、光デジタル出力
サウンド機能:
Dolby TrueHD(最大7.1ch Blu-ray Disc再生時)※CECH-2000モデル以降
DTS-HD Master Audio(最大7.1ch Blu-ray Disc再生時)CECH-2000モデル以降
DTS-HD High Resolution Audio(最大7.1ch Blu-ray Disc再生時)CECH-2000モデル以降
Dolby Digital(最大5.1ch(EXの場合6.1ch)ゲームプレイ時 Blu-ray Disc再生時 DVD-Video再生時)
DTS Digital Surround(最大5.1ch(ESの場合6.1ch)ゲームプレイ時 Blu-ray Disc再生時 DVD-Video再生時)
Linear PCM(最大7.1ch、ゲームプレイ時 Blu-ray Disc再生時 DVD-Video再生時 CD-DA再生時)
AAC(最大5.1ch、Blu-ray Disc再生時 動画ファイル・音楽ファイル再生時)
MP3(最大2.0ch、音楽ファイル再生時)
ATRAC3 plus(最大2.0ch、音楽ファイル再生時)

まず注意点として、PS3の初期モデル等は、Blu-ray Disc再生時にDolby TrueHD、DTS-HD Master Audioといった規格に対応しておりません。
これらが対応するのはCECH-2000という2009年9月3日に発売された薄型モデルからです。
Blu-rayの再生機でサラウンド機能を十分に楽しみたいのであれば、CECH-2000モデル以降がオススメです。
まあ、今回はゲームのサラウンドがメインなので、Blu-ray Disc再生時の機能は範囲外ではありますが、参考情報として記載しました。
ゲームのサラウンドであれば初期モデルでも問題ありませんね。

とりあえずゲーム視点で見ると、PS3はDolby DigitalやDTS Digital Surround、Linear PCMにしか対応しておりません。
サラウンド機器としては、PS2時代のサラウンド機能でもゲームプレイだけ考えれば大丈夫ということがわかります。
ゲームソフトとしても多くのタイトルがDolby DigitalやDTS Digital Surroundに対応したので、PS3以降のゲームならサラウンドを色々と楽しめるかと思います。

ちなみにPS3の時代は、ソニー公式でサラウンドのサウンドシステム(CECH-ZVS1)を発売したのもポイントだと思います。

2010年9月30日に発売された2.1chのフロントサラウンドのサウンドバーです。
当時の状況からしたら、同程度の商品と比較して格安・価格破壊的な商品でした。
今は同価格帯でもっと高スペックな商品がありますので、これからこの商品を選ぶ必要性は少ないですが、当時としては非常に素晴らしい商品だったと思います。

やはりFF13もサラウンドがあると迫力が違いますね。

PlayStation 4

PlayStation 4

発売日:2014年2月22日
出力端子:HDMI、光デジタル出力(CUH-2000を除く)
サウンド機能:
Dolby TrueHD
DTS-HD Master Audio(7.1ch)
Dolby Atmos
DTS:X

PS4になり、オブジェトベースオーディオと呼ばれているDolby AtmosやDTS:Xにも対応しました。

ちなみにオブジェクトベースオーディオというのは、簡単に書いておくと、聞こえる全ての音のひとつひとつをオブジェクト(物)として考えられたものです。それぞれのオブジェクト(物)がどう動くか、音量がどう変化するといった情報がデータとして保持されています。
これらの情報を元に、AVアンプといった機器で、スピーカーの位置・数にあわせて処理を行い、スピーカーから出力されます。
これまでのサラウンドはチャンネルベースで作られていましたが、チャンネルベースというのは制作者側がそれぞれの音に対して、どの音がどの位置のスピーカーから出力されるのがいいか設定して作られます。しかしながら利用者のスピーカー配置や数は色々なので、制作者の意図通りのパフォーマンスが発揮されないといった懸念がありました。
そこでオブジェトベースオーディオでは、音がどの方向へ・どの程度の大きさで向かうかが設定されているので、制作者の意図した音により近づきやすいといった構造となっています。

・・・と、このレベルになると、AVアンプといったちょっと高価な機械で処理・計算しないと音が出せないのではないかというレベルですね。
まあ、ただの家庭用のゲーム機にここまでの再生機能を有しているというのが凄いと思います。

ちなみにPS4ではワイヤレスサラウンドヘッドセットといったものが発売されており、こちらを利用することで簡単にサラウンドを楽しむことができます。
ただし、この商品の難点はPS4専用なので、他のゲームハード等での利用が難しいです。
こういったサラウンド機器は、ゲームハードが変わってもそのまま使えたほうが好ましいかと思いますし、購入するのならもっと汎用的な機器を購入したほうがいいのではないかと個人的には思います。



ドラクエ11を、PS4版で楽しむのであれば、綺麗な映像だけでなくサラウンドも楽しめます。
ちなみにドラクエ11は7.1chにも対応しているようなので、余裕のある方は是非7.1chにチャレンジしてもいいのではないでしょうか。

Xbox 360

Xbox 360

出力端子:光デジタル音声出力(Xbox 360 Eは未搭載)、HDMI
サウンド機能:
Dolby Digital(5.1ch)
Linear PCM(2.0ch)

360はBlu-ray Discの再生機能はありませんが、ゲームのサラウンド機能としてはPS2・PS3と同程度の機能を持っています。
注意点としては、360でも最終モデルである2013年9月19日に発売されたモデルは光デジタル端子が未搭載です。
(Xbox 360 Eと呼ばれるモデルです。同じく2013年に発売された新型であるXbox Oneとデザイン的に統一させたモデルなので、発売時期的にもあまり出荷台数は少ないので、持っている方は少ないかと思いますが)

ほとんどのゲームがDolby Digitalに対応していますので、360でゲームをするのにサラウンドを活用しないのはもったいないです。
そういった背景もあってか、あまり知られておりませんが、サラウンドへの取り組みとして360の特徴的なポイントは、ホームシアターシステムを公式で出しておりました。そちらについてもせっかくなので記載しておきます。


360では、パイオニアとのコラボ商品として5.1chのホームセンターシステム「HTP-GS1」が2006年に発売されました。
Dolby Digital 5.1chサラウンド出力・Dolby Pro Logic・Dolby Pro Logic II・DTS 5.1chとPS2/Xbox360、DVD視聴では十分な機能を揃えている商品でした。
発売当時、同等のランクの商品よりも安く購入できたり、ホワイトカラーでリビング等に置いても馴染むといった理由もあり、Xbox360と関係ない人も買ったとか何とか。
私も購入して12年。未だに現役で活躍してくれております。だから紹介しました。
(光デジタル端子が2つ入力できるので、360とPS2を5.1chで利用するには丁度良かったりします。残念ながらHDMIの入力はありませんので最新のゲーム機で利用するには厳しいのですが)

Xbox One

Xbox One

Ultra HD Blu-ray対応(Xbox One S、Xbox One X)
出力端子:HDMI
サウンド機能:
Dolby Atmos
DTS:X
Auro-3D

Xboxは今迄、PSにDVD・Blu-rayと先行されておりましたが、ついにこのXbox OneでUltra HD Blu-rayにPSに先立って対応し、今現在では他のゲーム機では再生できないメディアが再生可能となりました。
Xbox Oneは日本での発売がPS4よりも遅かったという背景もあって、わざわざXbox Oneを選択する機会が無かったように思いますが、今ならプレーヤー目当てで買ってもいいような気がします。
まあ、ゲームのサラウンドとしてはDolby Atmos、DTS:Xに対応しておりますので、PS4と同等の機能となります。

Wii U

Wii U

発売日:2012年12月8日
出力端子:HDMI
サウンド機能:
Linear PCM(5.1ch)

任天堂からWiiUです。
DVDやBlu-rayが再生できないという事もあって、任天堂はサラウンド機能にはあまり力を入れていないように思えますが、とりあえず5.1chのLinear PCMには対応しているようです。

ちなみにこの5.1chのLinear PCMというのは、なかなかの曲者だったりします。
光デジタル端子は、Linear PCMの伝送が2chまでなので、
WiiU →(HDMI)→ テレビ →(光デジタル端子)→アンプなりスピーカー
といった構成で接続した場合、5.1chでは楽しめません。
(光デジタル端子の部分で2chになってしまいます)

光デジタル端子に対応して、DolbyやDTSといった規格に対応していれば問題なかったのですが、Linear PCMのみとなるとサラウンドを利用するにはHDMIで接続できるアンプ・スピーカーといった機器が必要になります。
(当時の競合機種としてPS3/Xbox360が光デジタル端子接続で安価にサラウンド機能を楽しめるのに対して、HDMIとなるとサラウンド機器のランクが上がってしまうので、楽しむには少々ハードルが高かったように思います。当方もWiiUをサラウンドで楽しめるようになったのは後継機であるSwitchが発売されて、WiiUが生産終了してからでした)

Dolby DigitalはMP3のような圧縮音源なのですが、Linear PCMはCD音源のような生データなので、Linear PCMの方が音質は高いので、設備が用意できるのであれば、全く問題ないのですが・・・。

Nintendo Switch

Nintendo Switch

発売日:2017年3月3日
出力端子:HDMI
サウンド機能:
Linear PCM(5.1ch、TVモード時にHDMIケーブル経由で出力必須)

そして、Nintendo Switchです。
Switchは携帯ゲーム機として利用するだけでなく、 Nintendo Switchドックを利用することでTVに接続が可能ですが、TV接続した場合にはサラウンドで楽しめますので、合わせて記載してみました。
対応するのは5.1chのLinear PCMと、上記WiiUと全く同じ仕様と考えていいかと思います。

WiiUで書いたように、HDMI接続可能な機器が必要になりますが、傑作であるゼルダをサラウンド機能で楽しみたい場合は是非に。

それと、ガチでスプラトゥーン2をプレイするのにもいいかもしれません。

ゲームハードサラウンド機能まとめ

以上、色々なゲームハードがありますが、大きく分けると2つに分けられるかと思います。

PS2/PS3/Xbox360

接続端子:光デジタル端子
サウンド機能:Dolby Digital(5.1ch)
※PS3とXbox360はHDMI出力端子もある為、HDMI接続可能な機器があればいいのですが、光デジタル端子でも十分に機能を発揮するので、光デジタル端子と記載しました。(HDMI接続可能な機器なら、光デジタル端子の入力も1系統くらいあったりしますので、PS2も何とかなったりします)
※Xbox360でも最終モデルである2013年9月19日に発売されたモデルは光デジタル端子が未搭載です。(Xbox 360 Eと呼ばれるモデル)

PS4/XboxOne/WiiU/Nintendo Switch

接続端子:HDMI
サウンド機能:Dolby TrueHD・DTS-HD

最新のサラウンド音響を楽しみたいのであればHDMIは必須です。
WiiU/Nintendo Switchについては、5.1chのLinear PCMしか対応していないので、経路に光デジタル端子を通してしまうと音がロストしてしまいますので、完全にHDMIでの経路を目指す必要があります。

(参考)Ultra HD Blu-rayやBlu-ray

接続端子:HDMI
サウンド機能:Dolby Atmos・DTS:X

今のところは対応コンテンツ的にあまりゲームには必要なさそうですが、Blu-rayの映像コンテンツも合わせて充実させたいのなら、ここら辺に対応したアンプといった機器が必要です。

ゲームを楽しむ為のサラウンド機器

サラウンドを楽しむ為には、それ相応の機器が必要となります。

おおまかに分類すると、ヘッドホンかスピーカーのどちらかになります。

サラウンドヘッドホン

気軽にサラウンドを楽しむのならヘッドホンがいいかと思います。

スピーカーのように角度やら位置の調整が不要、設置場所の検討も不要なので、非常にとっつきやすく一定のクオリティを保持できます。

懸念事項としては、大音量で耳をおかしくしないように注意が必要なのと(ヘッドホン難聴)、そもそもヘッドホンを付ける事が嫌な方も居ますので、そういった方には向かないかと思いますので、ご注意ください。

オススメはソニーの「MDR-HW700DS」です。
2013年10月25日に発売されたモデルなので、記事を書いている時点で既に5年前のモデルになりますが、未だに見劣りしないモデルです。
PS4やBlu-rayで利用されているDolby TrueHD、DTS-HDのコンテンツを始め、Dolby Digitalに対応しているのでPS2やXbox360といったコンテンツも対応、Linear PCM5.1chにも対応しているのでWiiU/Nintendo Switchでも利用可能。
入力端子もHDMI入力が3つ、光デジタル端子が1つありますので、非常に使いやすいです。
・・・と、サラウンド機能としては問題ないのですが、1つ挙がる問題点としては時代として仕方ないとは言え、今でメジャーとなっている4Kに対応していないことでしょうか。
ソニーのホームページには「4Kパススルー対応」となっているので間違えがちですが、細かく見ると対応しているのは「3840×2160p 29.97/30Hz、3840×2160p 25Hz、3840×2160p 23.98/24Hz、4096x2160p 23.98/24Hz」と記載されています。
4Kに対応したPS4 Proでは3840 x 2160/60Hzなので対応外です。
回避策として光デジタル端子で繋ぐといった方法もありますが、ちょっともったいないですね。
(7.1ch、9.1chと楽しめるヘッドホンですが、光デジタル端子接続だと5.1ch固定になってしまうので・・・)
正直、しっかりと4Kに対応した後継機が発売される事に期待です。

スピーカー

スピーカーで聞く場合もいくつか選択肢があります。

ホームシアターシステム

ホームシアターシステムは、AVアンプとスピーカー、サブウーファーが1つのセットとなったモデルです。
それぞれ別売りで購入するよりもリーズナブルな価格で、機器の選択が不要で(むしろ機器のバランスが取れた)一定のクオリティが保たれる非常にお買い得なセットです。
(ちょっとスピーカーが小型なモデルが多いのが難点ですが・・・)

設置には、スピーカーの場所・角度、スペースが重要となります。事前に配置を考えておかないと設置は難しかったりします。
(特にサブウーファーは、予想よりもサイズが大きいかと思いますので、寸法を計測してから購入をオススメします)

ちなみにホームシアターシステムは、将来的にAVアンプやスピーカー、サブウーファーを個別に購入してサラウンドシステムを構築しようと思っている方についても、最初に購入する入門編として比較対象にもなりますし非常に優れているかと思います。

ただ、最近はどのメーカーもあまり力を入れていないのか、あまり新機種が発売されないので、そこが不満です。
(どのメーカーも、下記に記載するサウンドバーが主流になっているように感じます。日本の住宅環境にマッチして、クオリティも高いのは分かるのですが・・・)

オススメとしてはソニーの「HT-RT5」です。
下記のサウンドバーのようなスピーカーと、後ろに設置するリアスピーカーが2台、サブウーハー1台で構成されたホームシアターシステムですが、なんとワイヤレス接続が可能です。
5.1chのシステムを構築するときに問題となるであろう配線の問題が無いので、非常に素晴らしい商品です。
(代わりに電源は必要ですが・・・)
Dolby TrueHD、DTS-HDに対応しているのでPS4、XboxOneのコンテンツを始め、Dolby Digitalに対応しているのでPS2やXbox360といったコンテンツも対応、Linear PCM5.1chにも対応しているのでWiiU/Nintendo Switchでも利用可能。
入力端子もHDMI入力が3つ、光デジタル端子が1つあります。
上記のサラウンドヘッドホン「MDR-HW700DS」では問題だった4K対応についても、しっかりと対応しています。
ワイヤレスで好みが別れそうですが、対応コンテンツは隙の無い機種だと思います。

当方で利用しているシステムについては、機会があったら紹介したいと思います。

サウンドバー

ホームシアターのように場所を取れない場合は、サウンドバーがオススメです。

ゲーム機やテレビと接続して、テレビ下に配置するだけで、気軽に高音質なサウンド・サラウンドを楽しめます。

サラウンド機能も擬似的(バーチャルとも言います)にですが搭載されておりますので、実際にスピーカーを設置するよりかは劣りますが、ここ数年で凄い進化をした分野なので十分なクオリティがあります。

場所が無い場合でもサラウンドを楽しみたい場合に設置する機種としては、非常にオススメです。

オススメとしてはヤマハの「YAS-107」です。
残念ながらDolby TrueHDやDTS-HDには対応していないのですが、Dolby TrueHDはDolby Digitalで、DTS-HDはDTSでの再生されますのでサラウンド機能はしっかりと楽しめます。
Linear PCM5.1chにも対応しているのでWiiU/Nintendo Switchでも利用可能。
入力端子はHDMI入力が1つ、光デジタル端子が1つなので、色々なゲーム機を繋ぎたい場合は少し物足りないかもしれません。
サウンドバーでも、Dolby TrueHD、DTS-HDを再生できるような上位機種もありますが、金額がかなり高くなります。サウンドバーという時点でバーチャルサラウンドなので、リーズナブルに楽しめるほうがいい、個人的にはあまり違いが感じられなかったので、金額的にこちらで十分ではないかと思います。

AVアンプ・スピーカー

AVアンプとスピーカー、サブウーファーを購入して、自分自身のサラウンドシステムを構築できます。
自分好みの音質を目指すのであれば、これが最強だと思います。

・・・が、敷居が高いのが難点です。
自由度が高いのが最大のメリットでもありますが、逆に言うと何を選択していいのか難しい、答えが出ないのがデメリットです。
(自分自身の耳だけが頼りです・・・!)
そんな修羅の道に、あなたも踏み込んでみませんか?

この領域に足を踏み入れる前に、最初のステップとしては、金額的な問題としてもホームシアターシステムで十分かと思います。
もしホームシアターシステムで満足できなかったり、更に次のステップにチャレンジしたい方がトライするものではないかと思います。

自分で決めるのは難しい、何処かに相談したいという方については、ホームシアター設置の専門の業者もいますので、下手に素人考えで設置するより、業者に依頼するのも手段です。
ホームシアター・オーディオ通販のアバック
こちらの施行例とか非常に参考になるかと思います。
(どんな手間が必要になるのかといった意味も含めて)

ちなみに当方は、専門業者に依頼設置するのは高額(例えば50万円とか)ですし、ホームシアターについて勉強というか実際に専門業者が設置した内容をパクって参考にして、自信で設置をしました。
(一番高額なのは人件費というのもわかるのですが、それだけの金額があれば、普通に設備が買えてしまうのでケチりました。そもそもそういった設置とかするのが好きだという理由もありますが)

ちなみにホームシアターについて勉強する際、設置するスピーカー・アンプといった機器については、ネットの記事よりも雑誌のほうが現時点で販売されているモデルの事例が多く、参考になりました。
当方が参考になったのは「ホームシアターファイル」と「AV REVIEW」という雑誌です。


これらは2018年4月現在、バックナンバーも含めてAmazonの「Kindle Unlimited」サービスで配信されております。
「Kindle Unlimited」は月額980円で読み放題となるサービスです。
雑誌については参考になりますが、バックナンバーも含めて見ていかないと、自分の環境にもマッチした事例が出てこなかったので(私はなんだかんだと2年分はバックナンバーを見ました)、それが雑誌1冊分の金額で見れるので非常にオススメです!
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こだわり過ぎると修羅の道・底なし沼ですが、自分自身の環境に合ったオーダーメイドのサウンドを設置した際の満足度は非常に高いです。
余裕とこだわりのある方には、非常にオススメです。

まとめ

ざっとゲームハードのサラウンドの特徴と、利用するのに適したスピーカーを紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。

上記で説明したように色々なサラウンド環境がありますが、選択する際の重要なポイントは、やはり「場所」と「使い方」だと思います。

「場所」については、ホームシアターシステムといった5.1chは、スピーカー配置位置にスペースがあり設置可能ならオススメですが、無理に変な所に設置するのであれば、むしろシンプルな構成のサウンドバーのほうが正しく音を感じられるかと思います。

「使い方」としては、周りに聞こえないようにゲームを楽しみたいならサラウンドヘッドホンが一番ですが、逆に皆と一緒にプレイしたいのならサラウンドヘッドホンは全く向かないですよね。

あとは、プレイしたいゲームハードによって、必要な機能を搭載した機種を選択するのがいいかと思います。
(ソニー・マイクロソフト系のハードなら古い機種でも十分でしょうが、任天堂系のWiiUやSwitchとなると変わってくるかと思います)

それと1つ注意点として。最近だと「4K」がネックかと思います。
せっかくPS4 Proを買ったのに、ここが上手く対応していないと4Kかサラウンドのどちらかを選択しなければならないといったような悲しい事になるので、そうならないように事前に情報をしっかりと調べるのがいいかと思います。

ちょっと金額が高くて手が出せないという方については、PS4やBlu-ray等で使われているDolby TrueHDやDTS-HDは諦めて、それとWiiUやSwitchで使われる5.1のLinear PCMも諦めて、接続はHDMI端子ではなく光デジタル端子に絞って、ホームシアターシステムをハードオフといったお店で中古で探してみれば、数千円で購入できると思いますので、それで試してみるのもいいかと思います。
10年以上前のホームシアターシステムでも、テレビのスピーカーと違って、かなりのクオリティアップになるのと、やはりスピーカーの数が違うので音が全体から聞こえきて臨場感がグンとアップします。
そちらのほうがオーディオとして数万円~数十万円を費やすよりも、満足感は費用対効果として高いかもしれません。

この記事が、購入を検討する際の参考になれば幸いです。

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