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ゲーム目的で構築したAVアンプ・スピーカー環境(2018年版)

投稿日:2018年7月7日 更新日:


2018年6月に、ゲーム利用をメイン目的として、AVアンプ・スピーカーで5.1chのサラウンドシステムを新調しました。
ゲームのサラウンドについては、ゲーム機でサラウンド機能を楽しむ(2018年版)の記事でも記載しましたが、そちらで紹介したゲームのサラウンドに必要な機能はふまえて、AVアンプ・サラウンド機能に特化した内容として記事にしております。

構成

5.1ch構成

まず、チャンネル数の構成としては5.1chを選択しました。
(スピーカー×5、サブウーファー×1)

現在は7ch、9chといった、もっとスピーカーの本数が多い構成が主流になってきているので、少ないというイメージを抱かれるかと思います。

これは自分の意見ですが、5.1chを選択した理由として、実際に5.1chと7.1chと試聴してみたところ、私の耳では5.1chと7.1chと耳に集中していないとわからない。
利用用途としてゲームがメインとなるので、ゲームに没頭してしまうと更に違いが感じられないといった事から、当方では5.1chで十分と判断しております。
(5.1chでも自分の周り全体から音が飛んでくるのは変わらないので臨場感は十分ですしね!)
ちなみに7.1chや9.1chと違って、5.1chにするとスピーカーの本数が少なくなりますし、AVアンプのランクも下がるので、全体的な出費が抑えられるといったメリットもあります。

ちなみに、今回は5.1ch環境のサラウンドシステムを構築しましたが、スクリーンやプロジェクターは設置していない為、俗に言うホームシアター環境ではありませんのでご了承ください。

天井吊り

今回、5つのスピーカーは全て天井吊りにしました。

※こちらの3D マイホームデザイナー12で作成した実際の部屋のイメージ画像です。

まず、サラウンド環境の位置的には、全てのスピーカーを天井吊りになるのは悪手です。
(天井吊りがオススメできるのは、5.1.2chや7.1.2ch構成の天井スピーカーで、こちらは立体感に溢れるサウンドで非常にオススメできると思います)
同じスピーカーを設置するにしても、しっかりと耳の高さに設置して視聴するだけで聞こえてくる音が良くなりますので、それを天井吊りにするなんてもったいないですね。

・・・とまあ、そんな事を書いておきながら、何故に天井吊りでスピーカーを設置したのかと言うと、今回環境を構築したのが前にも記述した通り、リビングだからです。
来客もあるリビング。そこに威圧感のあるスピーカーが設置されているのは流石に少々控えたいと思いました。
それと、子供が小さい場合などに、子供がリビングを走り回って、重いスピーカーを倒して落ちて怪我するような可能性を考慮すると、大きなスピーカーを床に設置するのは安全面で不安を感じました。
このような理由から、今回はスピーカーを全て天井吊りにする事を選択しました。

ちなみに当方は今回、新築のタイミングで、住宅建設時にスピーカーの設置位置に天井の補強工事をしてもらい、合わせてスピーカーケーブルを通す為のCD菅を、AVアンプを置く場所から天井の5箇所のスピーカーを設置する位置まで引いてもらい、天井吊りを実現しました。

金額的には、配線・スピーカーの設置といった作業は施主というか自分自身で行う事としたので、実際にかかった費用は工事費として5箇所の補強工事と、5つの配管で、合計数万円と工事費用としてはかなり安くできたと思います。
(ホームシアター専門業者に頼むとかかる、インストール費用が浮いたと思います)

最近だと、大手のハウスメーカーでは、ホームシアタープランといった形で、サラウンド環境のスピーカー設置をハウスメーカーに依頼して構築も出来るようですが(実際にはハウスメーカーと言っても、ホームシアターの専門業者に外部委託している事が多く、信頼できるクオリティのようです)、当方の選択したのはローコストメーカーだった為、そういったサービスはありませんでした。
しかしローコストメーカーと言っても、天井の補強工事は問題なくやってもらえました。
(実際に補強工事をする方は結構居るようで、スピーカーの事を伝えれば、どのハウスメーカーでも対応してくれるかと思います)

個人的な感想としては、業者に頼むよりも自分でやったほうが、人件費的に金額も安く構築できますし、後のメンテナンスも考慮して構築できるので、オススメします!

設備

スピーカー

必要な機器は色々とありますが、当方はまずスピーカーから選択していきました。

スピーカーは長持ちする商品ですし、個人の意見としてクオリティの高い音質はアンプといった機器ではなく、実際に音を出すスピーカーが大きな要素を持っていると考えておりますので、スピーカーで予算の大半を使用するという構成にしております。

それと今回は5.1chで5台のスピーカーとなりますが、7.1chや9.1chとスピーカーの数が増えれば増えるほど価格も高くなってしまうので、スピーカーの数が少ない分、1つのスピーカーへの費用をかける事が出来たとも思います。

設置位置

まず、設置する場所は上記でも記載した通りリビングです。
実際にはリビングとダイニング・キッチンと繋がっておりますが、リビングでゲームする事の環境をメインに考え、リビングを1つの空間としてスピーカーの位置は決定しています。
場合によってはリビングとダイニングを1つの空間として考える方も居るでしょうし、ここは利用用途を想定して構築するのが良いかと思います。

また、視聴場所からのスピーカーの設置位置は5.1chで推奨されているスピーカー配置に従っております。

5.1chで推奨されているスピーカー配置の図(Wikipediaより引用)

機種選定

まずはリビングの壁紙と合わせて、ホワイトカラーを基調としたデザインにしようと考えた結果、2012年発売と少し古いモデルですがECLIPSEの「TD508MK3」と「TD307MK2A」のホワイトを選択するに至りました。

リビングでスピーカーを目立たないように重視するなら、今回のようにブックシェルフ型のスピーカーではなく、埋め込み式がベストとは思いますが、それだとスピーカーが故障した場合等の交換が厄介になりますし、いざとなったら他のブックシェルフ型のスピーカーに付け替えるような構成にしたいと思い、埋め込み式ではないスピーカーを選択しました。

また、音質としても、ECLIPSEのサウンドは自然そのままの音が特徴なので、ゲームのようにBGM・音声・効果音と、非常に雑多な音が飛び交うコンテンツの事を考慮すると、変に作った音にならない・自然そのままの音がコンセプトというのは、非常にマッチしていると思い選択しております。

フロント・センタースピーカー

富士通テン ECLIPSE TD508MK3WH ×3台


左右とセンターに置く、合計3台のスピーカーは統一してTD508MK3としました。

天吊りブラケット(TD508MK3を天井取り付けに必要なもの)

富士通テン ECLIPSE CB1 ×3台


こちらはTD508MK3を天井設置するのに必要な金具です。
TD508MK3のスピーカーの台数分、今回は3つを購入しました。

サラウンドスピーカー

富士通テン ECLIPSE TD307MK2AWH ×2台


後ろのサラウンドスピーカー2台はTD307MK2Aです。
TD508MK3よりもランクは下がりますけど、このTD307MK2をセットでホームシアターパッケージとして販売もされているので、十分なスペックを持っているスピーカーです。

サブウーファー

サブウーファーはあえて「無し」の選択でいきます。
理由として、サブウーファーは地面置きがベストと考えると、リビングの地面に置く事となり、子供のオモチャになることが簡単に予想できるので、流石に壊される前提でお金はかけたくないというのがあります。
ハードオフのジャンクあたりをマメにチェックして、何かあったら買って取り付けるかも、というレベルです。
まあ、将来的には購入したいですけど、今はこの状況です。

AVアンプ

AVアンプを購入する際の当方の考え方として。AVアンプは割引率の高いものを購入するようにしています。

よくある白物家電と同じで、新モデルが出る直前・直後の旧モデルが割引率が高い傾向にあります。
割引率と完売になるタイミングを見計らうのが非常に難しいですが、この購入方法が、AVアンプのスペックに対するコストパフォーマンスが最も高い方法だと思っております。

また、上記以外にもAVアンプにかける費用を安くするポイントとして、オーバースペックとなるアンプは選択しない事だと思います。
今回は5.1chの構成なので、7.1chとかではなく5.1chのAVアンプとしています。
これだけでも費用がかなり抑えられます。

このように、ずっとAVアンプを安く買う方法を書いておりますが、何故、安いアンプをメインに狙うのかといった理由としては、AVアンプは進歩が早い分野だからです。
オーディオだけでなく、最新の映像コンテンツも含めて処理するAVアンプは、少し前であれば4K対応、今はHDR対応など、数年後には機能的に足りなくなって、新しいゲーム機やテレビと一緒に買いなおす事が十分に予想されます。
その為、AVアンプの高価格帯商品で20万円を使うくらいなら、2~3万円のエントリーモデル、もしくは4~8万円のミドルクラスのモデルを複数買いまわすほうが満足いく結果になるように思います。
(理想としては、割引率の高いミドルクラスのモデルを、エントリーモデル並みの金額で購入できると最高ですね!)

今回、当方が狙っていたものとして。
当初はONKYOのTX-NR676Eが新モデルであるNR686の発表前から価格が下がってきて、スペックに対して価格が魅力的で狙っておりましたが、購入タイミングを失敗して完売してしまい、入手する事ができませんでした。
(下記図参照。ちょっと前は最安で37,000円だったのが、今は60,000円オーバーとなってしまいました)



その結果。HDR対応でないのが残念ですが、YAMAHAのRX-S601(B)を購入するに至りました。
HDR対応については、そもそも所持しているテレビもHDR対応では無く、新モデルのRX-S602が発表されたタイミングだった為、ここら辺が底値と判断し、HDMIが6本と多く挿せるこの機種は、ゲームに適していると考えてこちらのモデルにしました。

YAMAHA RX-S601(B)


HDMIが4本入力が多いなか、こちらのRX-S601は6本入力と、ゲームの切り替えに向いています。
また、AVアンプにしては薄型で、リビングに設置してもそこまで存在感が強くなく、オーディオラックから1人で取り出せる程度の重量なのも魅力です。

また、他にも検討したAVアンプとしてはマランツのNR-1608といったモデルがあります。
こちらは後継モデルのNR-1609が発売された為、時期的にも非常にお得な価格になっておりました。
魅力に思ったのは、HDMI入力が8本もあるのですが、1つだけ前面にHDMI端子が付いております。
ミニファミコンやミニスーファミといったハードのように、ずっと繋ぎっぱなしである必要はないハードの接続など。
ちょっとだけ機器を繋ぎたい場合に非常に便利そうで素敵だったのですが、RX-S601と1万5千円以上の価格差があったので、今回は諦めました。


ラック

そして、AVアンプを収納するラックについてです。

テレビボードなど、ホコリが気になるという事で密閉しているラックでAVアンプを置いていると、内部に熱がこもって、最終的には機械が熱暴走でフリーズ、機械の寿命自体を縮めてしまう事となります。
(まあ、これは最近のPS3やPS4といったゲーム機についても同様かと思います)

その点、オーディオラックは熱を逃がす為に最低でも背後は空洞となっているので、熱暴走の可能性が低くなります。
機器の寿命を長くする為に、オーディオラックの利用はオススメです。

オーディオラック

ハヤミ工産 NR-621


リビングに設置する理由から、前面からのホコリ対策をしたくガラス扉のついたオーディオラックを選択しました。
このNR-621は、木目調のラックなので、他のテレビボードといった家具にも合わせられ、デザイン的にもリビング設置に向いております。
もちろんAVアンプだけでなく、PS4やPS3といった熱のこもるゲーム機も設置しております。

接続

スピーカーターミナル

今回、スピーカーケーブルは天井~壁の中に埋めておりますので、AVアンプ後ろの壁と天井に、スピーカーターミナル経由で接続するようにしています。

Fosmon ホームシアタースピーカー壁プレートコンセント オーディオ分配コンセントパネル銅 バナナプラグバインディングポスト スピーカーサウンドオーディオコネクタ挿入ジャックカプラ (5スピーカー)


AVアンプ裏の壁にこちらの5スピーカーモデルを埋めています。
SODIAL(R)壁コンセント壁のソケット接続ポートと2個バナナジャックスピーカーホワイト

天井の5つのスピーカーの所には、こちらを埋めております。天井が白い壁紙なので、ホワイト色の商品にこだわりました。

他にも、パナソニックといったメーカーからもスピーカーターミナルは販売されておりますが、上記の安い商品と比べて、あまりにも価格の違いが顕著なので、安い商品を選択しました。
(今回はあくまでスピーカーケーブルの接続で、電源のように事故に繋がる可能性が低いものなので、このようにしました)


スピーカーケーブル

スピーカーケーブルについても安さ重視で、Amazonベーシックを利用しています。
正直、ケーブルの違いで音の違いはわかりませんでしたので、安いこちらの商品で十分だと思っています。

Amazonベーシック 16ゲージ スピーカーケーブル 約30メートル

バナナプラグ

ケーブルの取り外しがしやすいように、スピーカーコンセントからの接続はバナナプラグを利用しています。

audio-technica ソルダーレスバナナプラグ AT6302


バナナプラグとしては、もっと安い商品はありますが、以前に買って使っていなかった物があったのでAT6302を利用しています。
さすがのaudio-technicaの商品で、安物と違いクオリティが高いので、何度もケーブルを付けたり外したりする場合はオススメです。安物の場合はこうはいきません。
まあ、当方が今回取り付けたように、天井付けのスピーカーは付け外しを頻繁に行わないので不要として、AVアンプとスピーカーターミナルの接続に利用しています。
ちなみにバナナプラグは、以前にあったAmazonベーシックの商品(1個100円程度)がまた復活してくれる事を祈っていたりします。

まとめ

以上のような機器構成で、リビングのゲーム用のサラウンド環境を構築しました。

ざっとの金額としては、ラックやケーブル類の含めた全ての商品を、2018年7月にネット通販の最安値と思われるもので揃えて、ざっと30万円といったところでしょうか。
(うち20万円以上の金額はスピーカーになります)

今回は新築の家に設置するという事もあり、全て新品で揃えておりますが、最も高価なスピーカーといった製品は中古で購入するのも良い手かと思います。
特に大型サイズのスピーカーになると、出産や転勤などによるライフスタイルの変更に伴い、安く中古としてヤフオクやメルカリに出品される傾向にあります。
大型スピーカーは商品の特性上、設置後は何もなければ触る事も動かす事もない為、中古と言っても新品同等の見た目の製品も多いので、中古商品はオススメです。
ただし、注意事項として。ヤフオクやメルカリで購入する場合には、喫煙環境は確認しておくと良いかと思います。

他に、当方で利用しているものとしては、据え置きのPCをオーディオラックに置き、AVアンプに接続して利用しています。
オーディオラックにPCを入れる際、当方ではこちらのPCケースを使っています。

SilverStone SST-GD09B


奥行が358mmと、オーディオラックにフィットするように特化した珍しいHTPCケースです。
このケースの魅力としては、こういったリビングに設置するHTPC型のケースとしては、Micro-ATXサイズのマザーボードしか入らないケースが多いのですが、こちらの商品は通常サイズのATXのマザーボードを入れる事ができます。
その為、既存のタワー型PCの中身をまるごと移植してオーディオラックに収納できました。
これで据え置きのゲーム機だけでなく、PCゲームのサラウンドもバッチリ楽しめます。

この記事が、購入を検討する際の参考になれば幸いです。

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