今回はレトロなゲームでは無いのですが、レトロな時代から続いたゲームがついに完結します。
明日、2018年2月23日に発売されるランス10の発売を記念して、前作である2014年4月25日発売の「ランス9 ヘルマン革命」がGPD WINで動くかどうか試してみたので記事にしました。
中古WindowsXP/Vista/7/8 DVDソフトランス9 ヘルマン革命(駿河屋)
ランスの歴史
ちなみに1989年(平成元年)から30年近くにわたって続いたランスシリーズを知らない方に向けて、以下のような「今から分かるランスシリーズ~ランス10に向けて~」といった書籍も発売されています。
こう長いシリーズだと、かなり記憶が曖昧になっているので、当方もこちらを読んで復習しておきました。
50ページ程度と、厚さとしては薄いですが、全ページオールカラーで綺麗に収録されています。
また、1つのシリーズのストーリー概要を2ページ(見開き)で掲載、次のページにまた見開きでキャラクター紹介と、ランスという作品の概要がわかりやすいようになっています。
ただし、キャラクターが多いランスシリーズですから、そこまで詳細な事は書いていません。
メインキャラクターに軸をあてて紹介されています。
まさに「なんとなく分かる」というタイトルに偽りなし。
また、ランス1~3についてはリメイク版の画像を使って紹介されていますので、全体的にそんなに古い感じはしません。
参考までに。
結論
無事に動作しました。
公式サポートの対象内なので、当たり前ですね。
ちなみに、下記がアリスソフトのHPに記載されていたランス9の動作スペックとなります。
ランス9の動作スペック
対応OS WindowsXP (SP2以降) / Vista / 7 / 8 日本語版
DirectX DirectX9.0c以上
CPU Core i3以上
メモリ 2GB以上
HDD容量 未定
メディア DVD-ROM、ダウンロード
対応音源 WAVE音源、DirectSound対応ボード
ディスプレイ 1280x720フルカラー
ビデオチップ シェーダモデル2.0以上
ビデオメモリが256MB以上搭載されているもの
ちなみにランス9はベンチマークが公開されていますので、こちらの結果も記載しておきます。
高画質は16fpsと残念な感じですが。標準なら59fps出ているので、高画質以外なら大丈夫ですね。
(公式ページ的には30fpsが快適にプレイできる推奨のようです)
また、おおまかなスペック自体はランス10も変わらないのですが、ランス10は1920×1080のフルHD対応、GPD WINは1280×720なので画質が残念な感じになってしまう事が懸念されます。
(こちらはGPD WIN2についても同じですが、こんな5.5インチの小さい画面に画質を求める必要があるかどうかと言われると微妙ですし、プレイできるなら十分なのかもしれません)
逆に、GPD WINのディスプレイもこのランス9なら1280x720サイズとピッタリなので、プレイするなら悪くないハードだと思います。
動作確認環境
今回、動作確認した環境を記載しておきます。
購入状態のGPD WIN(Windows10英語版)を、日本語化した環境。
Windows10のバージョンとしてはCreators Update(バージョン1703)状態での検証となります。
また、GPD WINにはCDドライブが存在しない為、仮想CD状態にして試しています。
雑記
さて、ランスについてはパッケージ版と他にダウンロード版も販売されております。手軽に入手するのはダウンロード版の方がいいですね。
ランス9 ヘルマン革命
大陸に現存する国家の中で最も古い歴史を持つ軍事大国、ヘルマン帝国。
歴史の中で長く世界最大最強の国家であったこの国は、数年前から続く腐敗政治によってぼろぼろに荒廃し、疲弊している。
いずれ内乱が起きるか、隣国に攻め込まれるか、その両方か――
少なくない人々がそんな終焉を予見する中、
かつて国を追われた男が立ち上がった。数年前に功を焦って隣国へ侵攻し、失敗して行方をくらませた皇子、
パットン・ミスナルジ。いつか国を取り戻すと誓った彼は修行を積み、たくましく成長して帰ってきた。
「修行の旅で知り合った一騎当千の猛者を集め、少数精鋭で革命を成し遂げる」
その作戦の仕上げにパットンが協力を頼んだのは、最強の鬼畜戦士ランスだった。
まあ、これまでのランスシリーズはディスクレスで起動可能で、パッケージ版を購入した場合でも初回インストールすれば、毎回ディスクを挿入する手間が必要ないので、パッケージ版でも負担にならないのが素敵です。
この記事が、購入を検討する際の参考になれば幸いです。
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