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ジャンプ版ミニファミコンに対抗して、コロコロ版を考えて作ってみた

今回は、2018年7月7日に発売予定の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン」に対抗して、コロコロコミック版を考えてみました。

また、既に発売されているミニファミコンにコロコロコミック版として自前のROMがあるものを動作検証してみましたので、そちらの内容についても合わせて記載していきたいと思います。

ミニファミコンにROMを追加する方法についてはhakchiというツールを使うだけですが、コチラの記事に記載してありますので、そちらを参照ください。

ジャンプ版タイトル(20タイトル)

まず、ジャンプ版にプリインストールされているゲームのおさらい。

1 暗黒神話 ヤマトタケル伝説
2 キャプテン翼
3 キャプテン翼II スーパーストライカー
4 キン肉マン マッスルタッグマッチ
5 キン肉マン キン肉星王位争奪戦
6 魁!!男塾 疾風一号生
7 聖闘士星矢 黄金伝説
8 聖闘士星矢 黄金伝説 完結編
9 赤龍王
10 天地を喰らう
11 ドラゴンクエスト
12 ドラゴンボール 神龍の謎
13 ドラゴンボール3 悟空伝
14 ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人
15 ファミコンジャンプ 英雄列伝
16 ファミコンジャンプII 最強の7人
17 北斗の拳
18 北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝
19 まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!!
20 ろくでなしBLUES

非常に素晴らしいラインナップです。
数あるドラゴンボールのゲームのチョイスについても、ゲームとして楽しめたタイトルばかりで、正直文句の付け所が無いです。
正直これで当分遊べるのでコロコロコミック版なんて無くても・・・、なんて思ってしまいますが、それだと企画にならないので、対抗してコロコロコミック版のタイトルを考えていきます。

ジャンプ版に対抗して考えたコロコロ版タイトル(20タイトル)

ぼくのかんがえたさいきょうの私のほうで考えたコロコロコミック版のタイトルを、ジャンプ版と同様に20作品に独断と偏見で厳選してみました。

また、ミニファミコンにROMを入れて動作検証した結果を○と×で記載します。

1 × ドラえもん

ハドソン版のドラえもん。ゲームセンターCXでは第4シーズンの26回で有野課長も攻略しています。
ミニファミコンではマッパー#66が使用されているという事で起動せず。

1986年12月12日
2 ドラえもん ギガゾンビの逆襲

エポック社版のドラえもん。ドラえもんのキャラクターでドラクエ的なRPG。劇場版の敵が復活して大集合。劇場版の続きのストーリーなので原作を知っていると非常に楽しめます。

1990年9月14日
3 オバケのQ太郎 ワンワンパニック

オバQなので空を飛んだり、犬が苦手だったりと、オバQ要素を上手く活用していますが、実態は高難度のアクションゲーム。

1985年12月16日
4 忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻

忍術アクションが多彩で非常に面白いゲームです。ボスが居ないという珍しいゲームですが、タイトルにあるように修行ですからね。チクワに混ざる鉄アレイが有名ですが、キャラゲーなのに150万本も売れたミリオン作品。まさかの初代ドラゴンクエストと並ぶ売上だったりします。

1986年3月5日
5 キテレツ大百科

キテレツを操作して進むアクションゲーム。最初に作る発明品は「キテレツ地獄」だったり、コロ助の印象的なセリフ「・・・うっ」やら、色々な意味で凄いゲームです。

1990年2月23日
6 × パーマン

パーマンなのに飛べないという不満はありますが、難易度は低めで当時のクリアできないキャラゲーばかりの時代としてはいい作品でした。
ミニファミコンではマッパー#32を使用しているという事で起動しませんでした。

1990年12月14日
7 魔神英雄伝ワタル外伝

当時は珍しいアクションRPG。戦闘時は横スクロールのアクションと非常にクオリティの高い作品です。

1990年3月23日
8 おぼっちゃまくん

4人でプレイできる桃鉄的なボードゲーム作品。沙麻代ちゃんのわがままを叶える為に世界を飛び回ります。

1991年4月5日
9 からくり剣豪伝ムサシロード

ファミコン後期に発売されたアクションRPG。ドラクエのフィールド画面でアクションするようなゲームです。

1991年10月5日
10 × つるピカハゲ丸 めざせ!つるセコの証

ハゲ丸を操作して進むアクションゲーム。アニメ終了から暫くして発売された作品。
ミニファミコンではマッパー#66を使用している為に起動しませんでした。

1991年12月13日
11 × 炎の闘球児 ドッジ弾平

題材はドッジボールですが、アクションではなくカードゲーム。とは言えキャプテン翼やドラゴンボールZのような感じで非常に面白い作品です。
ミニファミコンでは残念ながらマッパー#69を利用していて起動せず。

1992年3月28日
12 × レーサーミニ四駆 ジャパンカップ

ミニ四駆を題材とした作品。ボードゲームパートとレースパートとあります。
ミニファミコンではマッパー#25を使用していて起動しませんでした。

1989年8月25日
13 ビックリマンワールド 激闘聖戦士

ビックリマンのRPG。十字架天使が最後まで居ないで抜けてしまうのが納得いかない。その後の闇堕ちで有名なアリババがゴーストアリババにはならないのが救いでしょうか。

1990年7月27日
14 スターソルジャー

高橋名人を名人にした作品。また少年の日の16連射を目指してトライしてみるのもいいかと。

1986年6月13日
15 ゾイド 中央大陸の戦い

「ごじゅらす かくごしろ」

1987年9月5日
16 ZOIDS黙示録

シミュレーションゲーム。Wiiのバーチャルコンソールでも配信されてました。

1990年12月21日
17 プロゴルファー猿 影のトーナメント

ゴルフゲームと思ったら大間違い。
ディスクシステムはROMの読み取り機を持っていないので未検証です。

1987年9月5日
18 かっとび!童児

原作が野球なので野球ゲームと思ったらカードゲームです。
ディスクシステムはROMの読み取り機を持っていないので未検証です。

1989年10月20日
19 高橋名人の冒険島

16連射の高橋名人が主役のアクションゲーム。スケボーが気持ちいい。

1986年9月12日
20 熱血硬派くにおくん

コロコロで連載していた「おれは男だ! くにおくん」の元となった作品。(作者の穴久保先生はおれは男だ! くにおくんの終了直後から今もコロコロで連載が続くポケモンを開始してます)

1987年4月17日

コロコロ版を考えた際に、そもそもタイトルが足りるのかなど、不安はあったのですが、結果としてはジャンプ版に負けず劣らずな作品ラインナップになったと思います。


中古少年コミックおれは男だ!くにおくん 全11巻セット / 穴久保幸作

残念ながら落選したタイトル

そして、残念ながら私個人の独断と偏見で選考した20作品から漏れた作品ラインナップについても紹介しておきます。
他にもこのタイトルならコロコロコミック版で入れるべきだと思われる作品があったらコメントください。

1 パーマンPART2 秘密結社マドー団を倒せ!
2 炎の闘球児 ドッジ弾平2
3 ゾイド2 ゼネバスの逆襲
4 高橋名人のBUGってハニー
5 高橋名人の冒険島II
6 高橋名人の冒険島III
7 高橋名人の冒険島IV
8 半熟英雄
9 スターフォース
10 ヘクター'87
11 バーコードワールド
12 熱血高校ドッジボール部
13 ダウンタウン熱血物語
14 熱血高校ドッジボール部サッカー編
15 ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会
16 ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合!
17 いけいけ!熱血ホッケー部「すべってころんで大乱闘
18 びっくり熱血新記録! はるかなる金メダル
19 熱血格闘伝説
20 くにおくんの熱血サッカーリーグ
21 熱血!すとりーとバスケット

以上、これらが自分なりに検討した結果、落選したタイトルとなります。

ちなみに半熟英雄はスーファミ版の続編について、コロコロコミックでおちよしひこ先生が連載していたので候補としてチョイスしました。

中古少年コミック半熟英雄 / おちよしひこ

おちよしひこ先生の漫画は好きなんですよ!特にコロコロで連絡していたスーパービックリマンのコミカライズが大好きでした。
(スーパービックリマンはスーファミしか発売されていないので、今回の選考外でしたが・・・スーファミ版とか考えたら検討したいタイトルです!)

中古少年コミックスーパービックリマン 全6巻セット / おちよしひこ

それと、バーコードワールドについては、バーコードバトラーIIと連動するゲームですし、コロコロコミックで連載されていたバーコードファイターは「男の娘」の先駆けとも言える有栖川桜ちゃんが一部で有名な作品なのでチョイスしました。
とは言え、実際にはバーコードバトラーIIの実機が無いと動作しないタイトルなので、現実的ではないと考え、選定からは除外しました。

中古少年コミックバーコードファイター 全5巻セット / 小野敏洋

中古その他コミックバーコードファイター(フッカンドットコム) 全2巻セット / 小野敏洋

中古LSIバーコードバトラー2 時空を超えた戦士達

あと、くにおくんシリーズとしては「熱血硬派くにおくん」は入れてみましたが、他の作品は除外しました。
何といっても今は3DSで全てのくにおくんシリーズが一挙に遊べますし、こちらがオススメですね。

また、コロコロコミックには「スーパーマリオくん」と「星のカービィ」という有名作品がありますが、どちらも普通のミニファミコンに収録されているタイトルなので除外しました。

雑記

以上のような結果となりました。

感想としては、動作しないROMも意外に多かったというのが所感です。
動作させたい場合については、ミニファミコンでなくミニスーファミですが、コチラの記事に書いた手順で、ミニファミコン内臓のエミュレータではなく、別のエミュレータを利用すれば動作は可能かと思います。
(今回はあくまで公式エミュの範囲内で動作検証をしています)

また、実際に久しぶりにこれらのゲームをプレイして思い出したのは、ファミコン時代にアニメや漫画を元にしたキャラゲーは、原作無視や高難度のゲームなクソゲーが溢れておりましたが、こうやって見るとクリアしていた本数もそれなりにあるなぁ、と思ったりも。
・・・まあ、実際は裏技を使ってプレイしたものも多いですけどね。

そして、裏技と言ったら大技林。辞書のように分厚い本を見ながらプレイしたのはいい記憶です。
自分は大技林を愛用しておりました。

中古攻略本超絶大技林 2011年秋完全全機種版 全件検索可能CD-ROMデータベース付

中古攻略本超絶大技林 PSプラス2000年冬版

中古ゲーム攻略本大技林98秋

それと、今回タイトルとして挙げた漫画原作は既に絶版になっている本も多く、中古で探してもプレミア価格になっている本もあるようですが、こういった絶版作品が1冊から注文できる、コミックパークというサービスがあります。
つるピカハゲ丸」や「炎の闘球児 ドッジ弾平」のようにテレビアニメ化されて有名な作品や、ミニ四駆ブームを巻き起こした「ダッシュ! 四駆郎」や「爆走兄弟レッツ&ゴー!!
他にはゲーム関係で「高橋名人物語」、「ファミコンロッキー」や「ゲームセンターあらし」といった作品がコミックパークから購入できます。これは非常に嬉しいサービスですね。

また、最近はかなりの作品が電子書籍にもなっていますので、こちらもオススメです。
以下はKindleで配信されておりましたので、ざっと挙げてみました。

さてさて。
小学生の頃は、面白く読んでいたコロコロコミック。
いつの間にか卒業してしまいましたが、この理由についてはコロコロコミックの編集長のインタビュー記事でわかりやすく説明されています。
出版不況なのに80万部売れる「コロコロコミック」 男子が読まなくなるきっかけは…

少し脱線しましたが、コロコロコミック版のゲームを漫画とは違いますが、もう一度少年の時の思い出に浸りながらプレイしてみるのも一興かと思います。

この記事が、購入を検討する際の参考になれば幸いです。



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