ゲームその他

TURBO EVERDRIVE CHINA VERで遊んでみた

PCエンジンのマジコン、TURBO EVERDRIVEの中華(コピー)版を試してみたので、そちらについて記載していこうと思います。

EVERDRIVEでも中華製の偽物のコピー商品なので、品質的にどうかと思っていましたが、購入して1年半ほど経過しましたが、現在も特に問題なく動作しているので、そろそろレビューを書いてもいいかと思い、今回記事にする事にしました。

対応ソフト

TURBO EVERDRIVEで対応しているのはPCエンジンのソフトでもHuCARDのみです。
(CD-Romのゲームは対応してないのでご注意ください)

具体的に動くのはこんなタイトルですね。

付属品

まず付属品。本体とシールが付属しておりました。
とりあえずシール貼り付け前の画像を載せておきます。

次に裏面。
下部に「Made in China」がありますね。

バージョン

動作させると表示されるバージョン。
OS Version:4
Firm.Version:1
Assembly Date:07.09.2015
Assembly Time:16:08:24

本家本元のサイトを見てみると、TURBO EVERDRIVE V1のOSの最新バージョンは4なので、それと同等と思っていいのでしょうかね・・・。
(本家としては「TURBO EVERDRIVE V2」が現行なので、そもそもV1と旧モデルですが)

動作検証

まずは、当方が動作させた環境として、PCエンジンの本体はPCエンジンDUO-Rを利用しました。

1993年当時に新品購入したもので、ケーブル・アダプタ共に純正のものを利用しています。
本体も特に故障はしていないので、内部的にもリペアパーツや互換パーツは利用していないゲーム機にて検証しました。

ソフト的に、何で検証しようか迷いましたが、本家のV2の説明をみると、
・Street Fighter II mapper support.
どうやらスト2のマッパーをサポートとか書いてあるので、もしかしたらV1で動作しないソフトの可能性があると思い、試しにスト2を起動してみました。

結果、正常に動作しました。

具体的には、起動させ、キャラクターを変えて何度かプレイしましたが特に問題ないですね。

やっぱりスト2は楽しいですね。
PCエンジンでは6ボタンパッドを購入していたので、スト2をプレイするにはパンチ・キックの弱中強の6ボタンが並んでいて非常にプレイしやすいです。
これがノーマルのターボパッドだと、SELECTボタンでパンチとキックを切り替えたりと、なかなか厳しいプレイを求められますが、これはこれでハンデとして楽しめたという印象が残ってます。

なら次は非ライセンスソフトならどうかという事で、ストリップファイター2。通称スト2を起動してみました。

結果、正常に動作しました。

具体的には、起動させ、キャラクターを変えて何度かプレイしましたが特に問題ないですね。

やっぱり、こっちのスト2はプレイするには厳しいですね。
今となっては、ギャグとしても厳しいので、いいポイントを探すのが難しい・・・。

とりあえず、非ライセンスソフトも正常に動作する、そんな結果が得られました。

そうなると、もうあまり特殊なゲームというのも思い浮かばないのですが、当方としては他に桃太郎シリーズや、ボンバーマンといったメジャータイトルも起動・正常に動作していますので、こうなると動作しないソフトというのは少なそうな気がします。

いい結果なんですけど、もうちょっとトラブルとか発生すると思っていたので拍子抜けでした。

その他 PCエンジン情報

PCエンジンについては、ゲームラボ2022春夏号で特集されていて、歴史から裏話まで楽しく読めます。

正直、今回の記事を書いたきっかけも、ゲームラボを拝読して思い出したからだったりします。

また、ソフトについては、コンプリートガイドが綺麗にまとまっています。
コンパクトに収納しておきたい場合は通常のを、こういったコレクター本は大判の本が良い場合はデラックスにするのがいいと思います。

まとめ

結論から。中華製で十分かと思います。

まず、中華製のTURBO EVERDRIVEは、本家と比較して半分以下の金額で購入可能(AliExpressのセール中とか狙うと3分の1程度で購入も可能)なので、これだけの金額差なら、中華製もアリだと思います。

そしてこれが最大のポイントですが、動作しないソフトというのも当方で確認できなかったというのも、中華製でいいかと思うポイントとして大きいです。

中華製のコピー商品なので、最も不安な点は耐久性だと思いますが、そちらは当方で1年半以上が経過して大丈夫だったという事もあり、中華製で十分ではないかと判断しました。

ちなみに今回、当方が購入したのはAliExpressのこちらのショップです。

AliExpress.com Product - KY The Newest PC Engine Turbo GrafX 700 in 1 Game Cartridge Supports PCE TurboGrafX Game Console Card

(2023/7/3追記)現行は以下のモデルになっているようです

AliExpress Pce pcエンジンコンソールゲームカードターボ500 1でサポート今までドライブgrafxとgtハンドヘルド

(2023/4/12追記)
後継となるTurbo EverDrive PROが公式のkrikzzより発売されました。
価格が$220なので、1$130円計算で28600円とかなり高価tとなりますが、CD-Romのタイトルに対応しているようです。
(Turbo EverDrive PROにCD-Romのコアとアーケードカード・セーブ機能である天の声2が内蔵しているようです)

こちらの注意点としては、本体にCD-Romや天の声2が接続されていると、内蔵されているCD-Romコアが動作しないようです。
ようするに、対応するハードとして、今回検証であげたDUO-Rといった本体で動作ができません。
(当方も、PCエンジンの実機はこちらのDUO-Rしか保持していないので購入は見送っておりますが、こういった商品もあるよという参考までに)

この記事が、購入を検討する際の参考になれば幸いです。

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