ただ、2人とかでプレイするにはちょっと面白くないですよね。
最適は5人と言われているゲームですし。
そこで役に立つのがテレビゲーム。
CPUと戦うことで、一人でも気軽にモノポリーを楽しめるのは最高ですね。
モノポリーは色々なハードで発売されております。
ソフト一覧
1990年代
ファミコンソフト モノポリー
メーカー:トミー
発売日:1991/11/01
なんと1991年の時代でファミコンでモノポリーが発売されております。
出来としてはまだまだですかね。開発発展途上というのがわかります。
ゲームボーイソフト モノポリー
メーカー:トミー
発売日:1991/12/20
こちらもファミコン同様、まだまだの出来でした。
スーパーファミコンソフト モノポリー
メーカー:トミー
発売日:1993/03/05
1993年に発売されたソフト、スーファミと侮ってはいけません。
この時点で決して出来は悪くありません。
MOTHERシリーズで有名な、コピーライターの糸井重里氏(日本モノポリー協会会長)がプロデュースしている影響ですかね。
部屋で勝ち抜いていくというストーリー性を持ち、対戦キャラクターにも性格といった癖をつけることで、非常に楽しいゲームに仕上がっております。ちなみに音楽はドラクエでお馴染みのすぎやまこういち氏。
難点は人間は2人までしか参加できないところでしょうかね。
スーパーファミコンソフト ザ・モノポリーゲーム2
メーカー:トミー
発売日:1995/03/31
未だにモノポリーのテレビゲームで最高峰とも言われている作品です。
スーファミの前作をパワーアップさせた形で面白い作品になっております。
前作に引き続き、糸井重里氏が開発に参加しております。
前作に登場したキャラクターも再登場していたりします。
本作はなんと「マルチプレイヤー5」を使用して最大5人の対戦も可能です。
PSソフト モノポリー
メーカー:バズブロ・ジャパン
発売日:1998/01/08
スーファミの出来は良かったのに、かなり残念な作品になってます。
PSでもう1本発売されたDXモノポリーはいい出来なので、購入の際は間違えないようにしましょう。
GBソフト ゲームボーイ モノポリー
メーカー:バズブロ・ジャパン
発売日:1998/12/11
単に1991年に発売されたゲームボーイ版をカラー対応にした作品ですね。
2000年代
GBソフト DXモノポリーGB
メーカー:タカラ
発売日:2000/04/21
ゲームボーイ作品ですが、悪くない作品です。
パッケージにあるように、モノポリーの世界チャンピオンや日本チャンピオンが監修に入った影響でしょうか。
少しテンポが悪いのが難点ですが、これはゲームボーイというスペック的な問題もあるので仕方ないですかね。
PSソフト DXモノポリー
メーカー:タカラ
発売日:2000/12/21
これも非常にいい作品です。
上記のゲームボーイ同様、モノポリーの世界チャンピオンや日本チャンピオンが監修に入っております。
あえて難点を言うなら、少し対戦キャラクターの性格が、紳士的じゃないのが気になりますかね。
個人的にモノポリーは何と言うか、もっと紳士的なゲームだと思います。
GBAソフト EXモノポリー
メーカー:タカラ
発売日:2001/07/13
PSで発売されたDXモノポリーと同じようなシステムで、こちらも非常にいい作品です。
画面の解像度といった、ハード的に制約があるので、少し見づらい画面もありますが、気軽に1人でモノポリーを楽しむというメリットを考えると、携帯機と非常にマッチしております。
PS2ソフト/NGCソフト モノポリー めざせ!! 大富豪人生!!
メーカー:トミー
発売日:2003/07/31
モノポリーという名前はありますが、別のモノポリー風パーティーゲームとして考れば決して悪くない作品です。
元のモノポリーのルール・ボードを元の改変し過ぎているので、モノポリーをプレイしたいという場合は向かないかと思います。
iPhoneアプリ/Androidアプリ モノポリー
メーカー:エレクトロニック・アーツ
発売日:2008/06
現在配信されておりません。
最新のiOS/Androidに対応しなかったようで。
Wiiソフト モノポリー
メーカー:エレクトロニック・アーツ
発売日:2009/03/19
エレクトロニックアーツから発売されたモノポリー。
ボードの代替として考えれば悪くありませんが、スーファミなどにあったストーリー・性格といった概念が無いので、交渉というモノポリーの魅力を失ってしまっていて、少し面白くないですね。
しかもリモコン縦持ちという操作性は最悪でした。
(当方は国内未発売ですがXbox360版でプレイしましたが、英語なので注意です)
2010年代
XBOX360ソフト/PS3ソフト モノポリー・ストリーツ
メーカー:エレクトロニック・アーツ
発売日:2010/05/31 2010/11/05
日本未発売の為、日本語版が無いのが難点。
出来自体は悪くないみたいですが、当方も未プレイなので詳細は不明です。
視点が3D化されておりみたいです。
ニンテンドースイッチソフト MONOPOLY for NintendoSwitch
メーカー:UBISOFT
発売日:2017/11/09
メーカー:エレクトロニックアーツからUBIソフトに変わってのリリース。
結果としてはなかなかのロード地獄なゲームだったのですが、それはパッチをあてて本体を再起動することで大分改善されました。
ゲームのテンポが悪いが難点でしょうか。
あとは、やはり性格付けした対戦キャラクターがいれば良かったと思います。
まとめ
以上のように、色々なハードで発売されておりますね。
やはり思うこととしては、最新ハードで発売されている最新作がベスト、という訳ではないのがポイントかと思います。
個人的には、モノポリーの最大の特徴は、対戦するキャラクターとの「交渉」だと思うのですが、その「交渉」が、キャラクターの性格などを付けている旧作品のほうが味わえるんですよね。
(逆にコンピュータゲームと相性が悪い部分が性格などが出る「交渉」があるからだとも言えるかもしれませんが・・・)
そういった意味から、スーファミの2作品がモノポリーの世界観を上手に表現していてオススメです。
(PSのDXモノポリーなども、ゲームとしては悪くはないのですけど、キャラクターの性格といった雰囲気の部分でスーファミ版の方が優れていると思います)
また、モノポリー初心者が練習でプレイするのにもスーファミ版はオススメですね。
スーファミ版で練習しておくと、ボードゲームでプレイする際にも役立ちます。
まあ、単にボードゲームの代わりとして、仲間内でプレイする為にテレビゲーム版を利用したい場合であれば、最新作であるSwitch版がベストな選択だと思います。
Switch版なら、最大6人までプレイできます。
テレビゲーム版でもう少し頑張って欲しい点としては、オンライン対戦ですね。
最新のSwitch版ではオンライン対戦も可能にはなっているのですが、システム的にまだまだ課題が多いです。
近い将来、オンラインで手軽に色々な方とモノポリーを対戦できるような世界が来る事に期待します。
モノポリーは、最終的には元祖であるボードゲームでプレイするのが最適だと思いますが、どうしても1人だと遊べないので、そんなときにテレビゲームをうまく活用して遊んでみてもいいと思います。
この記事が、購入を検討する際の参考になれば幸いです。